SDNモニタリング
Entuity は、Cisco ACI と VMware NSX の両方に対応しています。
VMware NSXのSDNネットワーク監視
Cisco ACIモニタリング
シスコのACI(Application Centric Infrastructure)は、DevOpsのようなアジャイルな方法論の要求に応えるために、SDN(Software-Defined Networking)への移行を簡素化し、容易にするために開発されました。Entuity は、ネットワーク管理をSNMPだけでなく、テナント、ポッド、アプリケーションプロファイル、エンドポイントグループなどにまで拡張するCisco ACIの包括的なサポートで、この要求に応えます。
Entuity は、APIC (Application Policy Infrastructure Controller) が動作するCisco Nexus 9000 シリーズ スイッチを監視します。APICを管理下に置き、どのように構成されているかを示し、APIC上で発生した問題を警告することができます。NexusスイッチとAPIC自体のデータを相関させることで、SDN監視ツールはAPICとNexusキットの稼働状況を包括的に可視化します。
インフラの一部としてのSDNネットワーク監視
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APICによって管理されているCisco ACIの展開を発見する
Cisco APICを管理下に置くと、Entuity は、そのAPICが管理する新しいCisco ACIデプロイメントを即座に検出し、監視を開始します。いつでも、どこでも、ネットワークを拡張することができ、Entuity SDNツールがそれを見守ってくれます。
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APICの10の指標を測定
ACIの中心的なコンポーネントであるCisco APICのあらゆる部分を把握することができます。Entuity では、APIC モデルのすべての側面をカバーする以下のメトリクスを測定しています。
- APICのCPU使用率
- APICメモリ使用率
- エンドポイントグループヘルス
- ファブリックノードの健全性
- ファントレイの健全性
- ラインカードヘルス
- ポッドヘルス
- 電源の健全性
- スーパーバイザー カードヘルス
- テナント・ヘルス
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Cisco APICの健全性を維持する
すべての指標(APIC CPUおよびAPIC Memoryを除く)において、APICの健全性はパーセンテージで測定されます。
- 100%=健康。
- 0%=不健康。
シスコでは、ヘルスが90%以下になると問題があるとアドバイスしています。そのため、ENAでは90%をデフォルトのヘルス閾値として設定しています。メトリックのヘルスが90%を下回ると、ENAはそのメトリックにイベントを生成します。
APIC CPUおよびAPIC Memoryメトリクスについては、Entuity 、使用率に基づくパーセンテージを使用しています。
- 100%使用=不健康。